④大腸ポリープの日帰りポリープ切除
《ポリープは内視鏡で切除》
ポリープを切除しても入院は不要
1,大腸にポリープが発見された場合は良性でもある程度の大きさのものは将来悪性(がん)になる可能性があるので切除することをお勧めします。
2,ポリープを切除しても以下の理由で入院は不要です。
■ポリープを切除した後に出血するリスクは1%以下です。また、ポリープをとった後の粘膜にクリップを打つなどして、出血のリスクをさらに下げることができます。
■ポリープ切除後の出血のほとんどが2日目以降におこります。したがってポリープをとったあとに1泊入院する場合でも、退院後に自宅で出血に気づいて再度病院を受診するケースが少なくありません。
■入院していても、出血のリスクが減るわけではありません。自宅に帰り入院生活と同じように飲酒しないで安静にしていれば入院しているのと同じです。
■万が一出血した場合でも、再度内視鏡を行い、出血部位を確認して止血処置を行えば、問題ありません。
3,出血したり、出血の可能性が高く入院が必要と判断された場合は、院長が責任を持って近隣の連携病院を紹介させて頂きます。
4,切除したポリープは病理検査で良性か悪性かを調べます。
結果判明までには10日間ほどかかりますので、それ以降に受診して頂き結果を説明します。(電話での結果報告は行っておりません)
5,ポリープの大きさが大きかったり形態によってはESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)という特殊な切除が必要になります。
その場合は院長が責任を持って専門的にESDを行っている連携病院を紹介させて頂きます。 |